Message

理事長所信

スローガン
限界突破


〜はじめに〜


 昨年突如発生した新型コロナウイルスの蔓延により日本だけではなく、世界中で社会のシステム、人々の生活に大きな影響を及ぼしています。経済・雇用への不安が広がる中で、働き方や教育の在り方にも大きな変革が迫られています。
 歴史を振り返ると日本は幾度もピンチをチャンスに変えてきました。太平洋戦争では、日本は焦土になりましたが、その後インフラ建設が進むなどして高度経済成長を成し遂げました。また、1970年代に起きた「オイルショック」の後には、省エネルギーの技術進展が進みました。
 これから私たちは今の状況をマイナスではなくプラス捉え、変化していく様々な生活様式に対応し、どのような事態が起こっても自分たちに何が出来るのかを考え、地域のために率先して行動していかなくてはいけません。

〜誰にでも誇れる地域の創造〜


 自分たちが住む地域には明るい未来がないと嘆いたことはありませんか。自分自身で地域の限界を決めていませんか。我々が住まう地域は消滅可能性都市とされていますが、そこに住まう人々の幸せは人口の多さや街の大きさで変わるものではありません。
 我々はこの地域ならではの豊かな自然や文化、コミュニティを有効活用し、子供から大人まで誰もがこの地域に住んでいてよかったと思えるような持続可能なまちづくりを目指します。そのためには自分たちの価値観だけで地域の問題点を考えるのではなく、色々な人から多くの話を聞き、現在我々が住まう地域には今何が求められているのかをしっかり分析し、行政や他団体、多くの人たちを巻き込んで、地域の皆様に寄り添った運動を展開していきます。

~挑戦できる青少年の育成~


 インターネットやSNSの普及により現代の子供たちは多くの情報を簡単に手に入れることが出来ます。しかしその反面、実際に自分の体を使って体験をすることで何かを学ぶ機会が減ってきているのではないでしょうか。私は二人の子を持つ親として、自身の子供たちやその周りを見て、便利がゆえに大事な部分が抜けているのではないかと感じます。現在の情報化社会だとインターネットで検索するとすぐに答えが出てしまいますが、何事に対しても情報を見て簡潔するのではなく、自ら実際にいろいろなことにチャレンジすることで経験し、体感することで学んでほしいと思います。
 多様化する社会の中で活躍するためには、様々な問題点や疑問に対して自身で考え、対応策を生み出せる能力が必要です。そこで地域の青少年に対して、将来どのような状況でも自身で考え、挑戦できる人財を育成すべく事業を展開していきます。

~一歩を踏み出せる人財の育成~


 数年前までの日常とは全く違う世界でも、その環境で生きていくためには自分自身が今までの能力以上のことができなければ対応ができません。青年会議所活動には多くの学びと個人に成長の機会が与えられますが、自らの限界を決めて行動していてはその機会を逃してしまいます。青年会議所活動を活かし自己研鑽をするためには、現在の能力以上のことが出来るよう自ら一歩を踏み出す必要があります。
 また、最先端の田舎という未来を目指して運動を展開している我々は、どのような状況下でも常に前へ進まなくてはいけません。自分たちの成長が地域の成長につながり、その地域の明るい未来へもつながります。その運動を伝播し、より良い事業を展開するためには継続して会員の拡大をすることが必要です。志を同じくする仲間を増やし、会員一人ひとりがより積極的にJC運動に邁進し、誰もが成長できるような事業を展開していきます。

~おわりに~


 我々は地域のため他者の幸せのために何が出来るのかを常に考え、誰よりも主体的に行動していかなくてはなりません。そして、先輩諸氏がこれまで地域の未来のために汗を流し、紡いでこられた思いや伝統を継承し、未来へつなげてまいります。さらに、勇気をもって一歩踏み出し、会員一人ひとりが自身の限界を突破することで地域により良い変化を生みだしていきます。
 地域に住まう誰もがこのまちに住んでいて良かったと思い、誰もが幸せを感じられる明るい豊かな社会の実現のために、仲間と共に率先して運動を展開していきます。

一般社団法人湯沢青年会議所
第53代理事長
古関雄大