Message

理事長所信

スローガン


 やってみよう !
~正しいより楽しいこと~ 


— はじめに

 「この地域には希望しかない!」 
 これは私が4年前に湯沢市に移住をしてきた際に感じた率直な想いです。 
 「この地域には何もない」とよく耳にしますが、何もないということは「何でもできる」ということの裏返しであると考えます。私が感じた「何でもできる」というこのワクワクを実現させていく力が湯沢青年会議所にはあると私は信じています。 
 人のワクワクを呼び起こし、行動せずにはいられない!踊るココロが止まらない!そのワクワクが人から人へと伝わり、大きな輪となることでこの地域と地域に住む人の魅力を最大限に引き出します。そしてこの地域のワクワクを生み出す装置に湯沢青年会議所がなることで今後も地域の未来を創り続けられる組織へと本年はさらに発展をさせていきます。 

—  地域の未来を創れる組織であり続けるために

  これまで明るく豊かな地域を創るため、湯沢青年会議所は時代の変化や潮流を明確に捉えることで様々な地域課題と向き合ってきました。今後も地域と共に未来を創れる組織であり続けるため、本年は昨今の時代の変化・潮流を踏まえて地域の未来を想像し、未来を創造していくビジョンを描きます。そのビジョンを基に時代のニーズを捉え、組織のあり方、地域との関わり方を改めて考えることで多くの共感と人が集まる魅力的な組織を創ります。その共感と人の絆をもって今後はさらに地域を明るく照らすことのできる組織へと発展させていきます。 

— 地域に明るい希望の光を創るために

 この地域にある多くの課題の中で人口減少、少子高齢化はこの地域の住民であれば誰もが危機を感じるレベルまで拡大を続けていますが、この地域には豊かな自然、価値ある伝統産業、なにより暖かい人との繋がりがあります。これらのことを魅力に感じる人は日本、そして世界にたくさんいます。現状はその魅力がうまく伝わっていないため、課題の解決には至っていませんが、私たちには日本と世界に多くの絆があります。その絆やこれまでの経験を活かし、この地域と多くの人を繋ぎ続ける仕組みを構築することで人口減少、少子高齢化という課題に対する新しい希望の光を地域に創ります。 

— これまでの歩みに感謝し、次の一歩を踏み出すために

 本年55周年を迎え、これまで想いを紡ぎ、地域に多大なる貢献をしてきた先輩各位へ尊敬と感謝を申し上げます。私たちにはその歴史の重みをしっかりと受け止め、その想いを次代へ受け継ぎ、今後も時代に即した運動を展開し続けていく使命があります。この記念すべき年に全ての関係者に向けてこれまでのご協力に対する感謝を伝え、今後の活動についてさらなるご理解とご協力を頂くべく、この地域の魅力を最大限に引き出したおもてなしをすることで、さらに絆を深めます。その絆をもって私たちが未来に希望を持ち、次代に向けた一歩を踏み出せる機会とします。 

— 最後に —

 私たち青年が地域に貢献するための最大の武器は「行動力」です。 
 考えること、話し合うことも大切ですが、まずは「自らやってみる!」ことで人を動かし、組織を動かし、地域を動かしていく、その一歩目を踏み出せる組織が青年会議所でありたいと私は考えます。そのために人の心を動かすワクワクのタネを集め、花を咲かせ、そこから取れたタネを次代へとつないでいく、そんな素敵な仕組みと絆を信頼する仲間と共に創り上げていく一年としていきます。